二十九歳
- アーティスト: Base Ball Bear,RHYMESTER,小出祐介,MUMMY-D,宇多丸
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/06/04
- メディア: CD
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前回の大傑作『新呼吸』より約3年。Base Ball BearのNewアルバムがでました。
キャリアは長いはずなのに、なにげにまだ5枚目なんだよね。(3.5thアルバム2枚同時とか、ライブ音源が1時間入ったミニアルバムとか色々リリースはしているけど)
その間にもライブしまくってたり、2枚組のベストアルバム出したり、ライブDVD出したりとか精力的に活動してたからむしろもう3年近く経つことにびっくり。
前回はシングル3枚とも買って応募券集めてアルバム試聴会に参加したなぁ。あれ、地味に楽しかった思い出。メンバー含めた全員で撮った記念写真も帰りの場でもらえたし。4人のトークもじっくり聞けたし。今回はあまりそういうアルバムキャンペーンしてないっぽいけど(ファン向けの)、購入者限定のインストアライブがタワレコ渋谷と梅田の方であるみたい。が、19時上がりの社会人は行けません。無念…
さて本題。
今回のアルバム、まだインタビューとかボクブロとかニコ生特番とかほとんど目を通してなくて、アルバム特設サイトで事前に公開されてたティザー映像を試聴しながら発売を楽しみにしていたのですが、、、やばい。
ベボベを好きになって早7年経とうとしていますが、この人達30近くになっても高校生みたいにどんどん成長していってる…!と音源を1周聞いてまず思って。表題はズバリアルバムのタイトル。二十九歳ですよ。
もともと演奏力の高いポストナンバガ的な位置で注目されてて、高校生の頃から今のメンバーで活動してた訳ですが…これほどポップとロックを兼ね備えた人たちっているのかな?
アーティストなら浮かぶ。aikoなんてまさにそうだよ。Love Like Popシリーズと数年に1回開催されるLove Like Rockシリーズ。まさにポップとロック。
でもバンドとして活動して行く上では、やっぱりロックに振り切ったほうがかっこよく見えるだろうしバンドマンとして華がある感じはする。ポップも十分かっこいい人たちたっくさんいるけどね。コレに関してはキリがないのでやめる。
ではベボベのポップとロックの二面性とは。
最近のシングル曲で言えばこれかな。
Base Ball Bear - 「ファンファーレがきこえる」&「日比谷ノンフィクションⅢ」ダイジェスト ...
ストレート。実にストレート。歌詞がまんま入ってきます。
それになんとアルバムMIXでは関根嬢のベースの音が足されているらしく、前に前にベースがオラオラと出てきます。そうすると爽やかなポップソングに骨太ロック感がでてくる。ライブでやったらまず盛り上がるだろうなと伺える曲です。
昨年末シングルリリース。
そしてアルバム曲。
ティザー映像公開時はインストだったものの、イントロからダンス湯浅を彷彿とさせるギターとこいちゃんお得意のカッティングが攻めるアンビバレントダンサーは歌詞が入ってももちろんかっこいい。
ベボベがたまに見せる超かっこいい"踊るロック"って3.5thアルバムの『十字架You and I』あたりから始まった?いや、それまでももちろんそれらしい曲はあったけど。
で、先程も書いたけど何しろ今回は関根嬢のベースが全体的に目立つ。コーラスが減った分なのかな。これまでのベボベのリリース音源で低音をあんまり気にして聞いたことがなかったからこれは予想外。
ココは敢えて、試聴リンクではなくティザー映像で。
他の気に入った曲も挙げておくと
『方舟』
『スクランブル』
『光蘚』
『魔王』
などなど。後2曲は2つで15分超えというのだから超大作。これだけでシングルできちゃう。
どうも今回は対になってる曲があるらしく、歌詞を見ながら聞いてると光蘚で出てきた君は魔王で彼になったりしている。
ってのしかまだ気づいてないので、しばらくヘビロテしてから全曲レビューでも書こうかな。
とりあえず関根嬢のベースだけでも前作超え間違いなしなのです。自分の中ではね。
これからツアーやってどう料理されるのかが非常に楽しみ。
セトリとかどうなるんだろう。わくわく。とりあえずThe CUTやるんならRHYMESTER呼んでください!宇多さんたちの生ラップ聞きたい!